八村塁(はちむら・るい)は、2019年のNBAドラフトで1巡目全体9位指名を受け、ワシントン・ウィザーズでプロキャリアをスタートさせた日本人フォワードです。2023年にロサンゼルス・レイカーズへ移籍し、2026年7月にはロサンゼルス・クリッパーズとの契約が正式に発表されました。
所属先が変わりやすい現役選手なので、情報を調べる際には日付が重要です。この記事では学生時代の成長、NBAドラフト、各球団での役割の違い、日本代表での実績を順番に取り上げます。2026年10月11日時点の所属情報はNBAの公式発表と選手プロフィールで確認しています。
明成高校での実績と、ゴンザガ大学への進学
八村は宮城県の明成高校(現在の仙台大学附属明成高校)で全国大会の優勝を経験し、卒業後にアメリカのゴンザガ大学へ進みました。高校時代から国内では注目されていたものの、大学進学後は身体の強さや戦術の理解など、さらに高い水準が求められる環境に身を置くことになります。
ゴンザガ大学では2016年から2019年にかけてプレーし、最終学年に当たる2018-19シーズンにはカンファレンス年間最優秀選手などに選ばれました。大学時代に攻撃の中心となる経験を積み、外国籍選手も数多く競争するNCAAでの実績が、NBAドラフトで高い評価を受ける土台となりました。
2019年NBAドラフトで全体9位指名
2019年のNBAドラフトで、ワシントン・ウィザーズは八村を1巡目全体9位で指名しました。NBA公式プロフィールでは、日本生まれの選手として初めてドラフト1巡目で指名された選手と紹介されています。ドラフトでは指名順位と選手の将来性が注目されますが、入団後には実際の試合でどのように役割を確立するかが次の課題です。
八村はルーキーシーズンからNBAの試合に出場し、2019-20シーズンのオールルーキー・セカンドチームに選出されました。NCAAからNBAへの移行に成功しただけでなく、各チームの前線でプレーできるフォワードとして経験を重ねた時期です。
- ドラフト
- NBA 2019
- 巡目
- 1
- 全体指名順位
- 9
- 指名チーム
- ワシントン・ウィザーズ
ワシントン・ウィザーズからレイカーズへ
ウィザーズでは2019年から2023年にかけてプレーしました。自らシュートを決める機会を得ながら、NBAでの守備やリバウンドの位置取りにも対応することが求められました。大学時代と違い、プロでは選手の長所を生かす役割が試合ごとに変わるため、個人成績だけでなくチームの構成との関係も重要です。
2023年にレイカーズへ移ったことで、八村にはプレーオフを見据えたローテーションの一員としての働きも求められました。ボールを長く保持する中心選手の周囲で、外角シュートや走り込み、相手フォワードへの守備などを担当。2023年の西地区決勝進出につながったプレーオフの経験も、キャリアの大きな転機となりました。
2026年、ロサンゼルス・クリッパーズへ移籍
2026年7月6日、クリッパーズは八村との契約を正式に発表しました。NBA公式によると契約は2年間で、レイカーズで約3年半を過ごしたのち、同じロサンゼルスを本拠地とする球団へ移りました。過去のレイカーズ時代の選手紹介ページが検索結果に残ることがありますが、2026-27シーズンの現所属とは区別する必要があります。
クリッパーズでは新たな選手編成のなかでローテーションの一角を担うことが期待されています。ただし、出場時間や先発・控えの役割はシーズン中に変わるため、記事では契約発表と確定した経歴を中心に扱い、今後の起用を決めつける表現は避けています。
2019年NBAドラフト1巡目指名
2023年西地区決勝を経験
2026年7月に契約を正式発表
八村のプレースタイルとNBAでの役割
八村の特長は、203cmの体格を生かしたミドルレンジのシュート、ゴールへ向かう力強い動き、そして外角からの得点にあります。攻撃ではボールを受ける位置が重要で、相手との距離が近ければ体を使ってリングへ近づき、距離があればジャンプシュートを選択します。
レイカーズ時代には、周囲の選手がつくる得点機会を高確率で決める役割が目立ちました。2025-26シーズンの3ポイント成功率はNBA公式発表で44.3%と紹介されており、従来のインサイドでの強さだけでなく、コートを広げるシュート能力も起用の理由になっています。
日本代表で経験した国際大会
八村は年代別代表の頃からFIBAの国際大会に出場し、2019年ワールドカップやオリンピックの舞台でも日本代表としてプレーしました。2024年のパリオリンピックでは、出場した試合で1試合平均22.0点を記録しています。
国際大会ではNBAとはコート上の選手構成や戦術が異なり、八村がボールを持って攻撃の中心を担う局面も増えます。クラブでの成績と代表チームでの得点記録を同じ表に混ぜず、所属先・大会・集計期間ごとに見ると違いが分かります。
- FIBAバスケットボールワールドカップ
- 東京オリンピック(2020大会)
- パリオリンピック
NBAの成績を見るときの注意点
NBAの選手ページにはレギュラーシーズンとプレーオフの切り替えがあります。PPGは1試合平均得点、RPGは1試合平均リバウンドです。レイカーズでの2025-26シーズン平均は11.5得点、3.3リバウンドとNBA公式が報じていますが、この数字はクリッパーズ移籍後の新シーズン成績ではありません。
| 対象シーズン | 試合 | 得点 | リバウンド | アシスト |
|---|---|---|---|---|
| 2025-26 | – | 11.5 | 3.3 | 0.8 |
得点・リバウンド・アシストは1試合平均。リーグ・レギュラーシーズンとプレーオフを混同しないよう、各行の対象期間をご確認ください。
関連するバスケットボール解説
フォワードに求められる仕事については、バスケの5つのポジションと役割でも解説しています。また、米NBAと日本のBリーグでの競技時間を比較する場合はNBA・Bリーグの試合時間の違いをご覧ください。
よくある質問
八村塁の2026年10月現在の所属チームは?
ロサンゼルス・クリッパーズです。2026年7月に契約が正式発表されており、NBA公式の選手プロフィールにもクリッパーズ所属と表示されています。
NBAドラフトでは何位で指名されましたか?
2019年のNBAドラフト1巡目全体9位で、ワシントン・ウィザーズから指名を受けました。
八村塁はどこの大学に進学しましたか?
アメリカのゴンザガ大学へ進み、2016年から2019年までプレーしました。高校時代は宮城県の明成高校に所属していました。
公式資料と最終確認日
所属と2026年の移籍はNBA公式:クリッパーズとの契約発表(2026年7月)、NBA公式:2026-27シーズンのクリッパーズ展望で確認しました。基本情報・ドラフト・大学時代の経歴はNBA公式選手バイオグラフィー、代表歴はFIBAの記事を参照しています。
確認日:2026年10月11日。所属や成績などの変動情報は最新の公式発表に応じて更新します。




