バスケットボールで得点する方法は、一般の5人制ではフリースローの1点、通常のフィールドゴールの2点、3ポイントラインの外側からのシュートの3点です。ただし、3ポイントラインの距離はNBAとFIBA方式の試合で異なり、足がラインに触れていた場合は3点ではなく2点になります。
ここではBリーグ、NBA、FIBA方式の5人制を比較しながら、3ポイントシュートの成立条件、NBAだけ距離が長い理由、ラインを踏んだ場合や空中からシュートした場合を整理します。最後に、3人制の3×3との得点方法の違いも取り上げます。
バスケの得点は1点・2点・3点の3種類
| 得点 | 基本となるプレー | 覚え方 |
|---|---|---|
| 1点 | フリースローを1本成功させた場合 | フリースロー1本=1点 |
| 2点 | 3ポイントエリアの内側・ライン上からのフィールドゴール | 3点エリアの外側からでなければ2点 |
| 3点 | 3ポイントエリアの外側からのフィールドゴール | シュートの位置が3ポイントエリアかどうかが基準 |
バスケットに入った得点がいつも2点というわけではありません。攻撃の種類と、シュートの直前に選手がどこから跳び上がったかなどで得点が決まります。3ポイントラインから一歩内側へ踏み込んで打ったシュートが入れば、通常は2点です。
3ポイントラインは何メートル?NBAとFIBAの違い
| ルール・大会 | 3ポイントラインの距離(代表的な位置) | 備考 |
|---|---|---|
| FIBA方式の5人制/一般的なBリーグ | 6.75m | 一般に弧の部分の半径で示す |
| NBA | 23フィート9インチ(約7.24m) | 弧の部分。コーナーは22フィート(約6.71m) |
| FIBA公式3×3 | 6.75mを基準としたアーク | アーク内側の成功は1点、外側は2点 |
FIBAの6.75mは、バスケットの中心直下の床の点を基準に測った弧の半径です。ラインはコート両端のサイドライン付近で直線部分につながっています。表の「6.75m」は弧の部分を説明する代表値であり、どの場所でもリングとの距離が常に同じという意味ではありません。
NBAの3ポイントラインは弧の部分が23フィート9インチ(約7.24m)と長く設定されていますが、コーナーでは22フィート(約6.71m)です。したがって「NBAの3ポイントはすべて7.24m先から打つ」という言い方も正確ではありません。
3ポイントラインを踏んだシュートは何点?
3ポイントラインそのものは、3ポイントエリアに含まれません。そのため、シュートの際に足がラインに触れている場合は、成功しても通常は2点です。ほんのわずかにつま先が触れていた場合でも、3ポイントシュートとして認められるとは限りません。
また、両足が3ポイントエリアの外側にあっても、ジャンプする前にラインを踏み越えてしまえば2点になることがあります。シュートの得点を判断するときは、空中の体の位置ではなく、シュートに入る直前の床との接地位置を確認する必要があります。
3ポイントエリアの外から跳び、空中でラインを越えたら?
3ポイントエリアの外側から跳び上がり、空中で前方へ移動してからボールを離すシュートでも、足を離した位置などの条件を満たしていれば3ポイントになることがあります。逆に、ボールを持ったまま先に床へ着いて3ポイントエリア内から打てば、シュート位置の扱いが変わります。
このため、リプレー映像で着地した位置だけを見るのではなく、踏み切った直前の足がどこにあったのかを確認するのが重要です。ラインの上か外かが接戦の得点を左右することがあります。
なぜNBAとFIBAで3ポイントラインの距離が違う?
NBAとFIBAは、長年それぞれの公式競技規則でコート寸法を定めてきました。NBAは1979-80シーズンに3ポイントシュートを導入し、FIBAではその後に国際ルールを整備しています。歴史やリーグの制度が異なるため、現在も完全に同じ寸法ではありません。
リーグによってラインまでの距離が違うと、単純に3ポイント成功率だけを比べてもシュートの難しさが同一とは限りません。シュートを打った位置、守備の強度、プレーの時間なども含めて判断すると、成績の意味が分かりやすくなります。
3×3は「外側2点・内側1点」なので別物
3人制のFIBA 3×3は、5人制とは得点体系が異なります。アークの内側から決めたシュートとフリースローは1点、アークの外側から決めたシュートは2点です。5人制のように「外側から3点」という扱いはありません。
FIBA公式3×3では、10分の競技時間が終了する前でも、先に21点に達したチームが勝利するルールもあります。3×3の配信を見てスコアの増え方が違うと感じたら、まずこの得点体系を思い出すとよいでしょう。
3ポイントシュートを観戦するときの3つのポイント
① コーナーに立っている選手に注目する。 NBAではコーナーの3ポイントラインは弧の部分より短いので、チームはコートの端に選手を配置して守備を広げることがあります。
② ボールを持たない選手の動きを見る。 3ポイント成功にはシュート能力だけでなく、スクリーンやパスによって相手の守備から離れる動きが関係します。
③ 成功率の数値を読み違えない。 3P%は通常、3ポイントシュート成功本数を試投本数で割った割合です。2ポイントシュートやフリースローの成功率とは区別されています。
よくある質問
3ポイントラインの上から入ったら3点ですか?
いいえ。ラインに触れている位置からのフィールドゴールは、通常2点です。3ポイントエリアはラインの外側です。
NBAの3ポイントは何mですか?
弧の部分では23フィート9インチ、約7.24mです。コーナーのラインは22フィート、約6.71mで、場所によって距離が異なります。
バスケの4点プレーとは何ですか?
3ポイントシュートを成功させた際にファウルを受け、追加のフリースロー1本も成功させると、一連のプレーで合計4点になります。通常の「4点シュート」という新しい得点区分があるわけではありません。
小学生の試合も同じ3ポイントラインですか?
必ずしも同じではありません。U12(ミニバスケットボール)は、競技規則や大会ごとの特別ルールを確認する必要があります。2026年の全国ミニバスケットボール大会については、JBAが特別競技ルールを案内しています。
公式資料と記事の対象
5人制の基本ルールはBリーグ公式のゲームルール解説、JBAの競技規則、NBA公式 Rule No.1(コート寸法)を参照しました。3×3はFIBA公式の3×3ルール紹介で確認できます。
本文は一般の5人制バスケットボールとFIBA公式3×3を区別して説明しています。FIBAでは2026年10月1日に改正規則が施行され、国内の大会では主催者が定める競技規則を適用するため、参加予定の大会要項も確認してください。確認日:2026年10月11日。
あわせて読む:NBA・Bリーグ・3×3の試合時間比較・5つのポジションの役割。




